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2018-10-06

新規作品スタート(ジオラマ)

こんにちは、猪岡模型の猪岡雅巳(いのおか まさみ)です。

最近台風が多くてたいへんですね。閲覧者のみなさまの中には被害のあわれた方などいらっしゃいませんでしたでしょうか。私は大分県中部に住んでいますが、周辺は幸いにも今年の台風で目立った被害はありませんでした。 我が家にはこれまでの作品だけでなく多数のペットもいますのでありがたいことです。

さて、まだ「夜叉姫と竜」が完成していませんが、今回は新たな作品制作がスタートしましたので、お知らせします。

今回選んだ題材はこちらです。

風景です。ジオラマに挑戦します。何気ない道路の風景ですので、一般的な車のプラモデルと同じスケールの1/24スケールで制作します。こうすることによって、車のプラモデルの背後に置いたり1/24人型フィギュアを置いてヴィネット風にすることもできます。(写真の自転車は僕の自転車です。)

遊びごたえがありそうだし、ウェザリングもとことんできそうで、ワクワクしますね。

まずは資料集めの様子を紹介します。

先ほどお見せした風景のうち、この部分を切り取ってジオラマにしようと思って撮りました。

この風景の中でのフェチポイントを以下に

フェンスの錆

ディテールの多い金網(引っ付いている枯葉)

フェンス下の枯葉

「踏切注意」の標識。フェンスと相まって線路脇の風景であることを表現してくれます。

側溝タイルと道との間にたまった雨水。雨の波紋。コンクリの角がガサガサになっているのも良いですね。同じ形のタイルが規則的に並んでいるのも興奮する。

あとは雨の中色んなところに巻き尺を当てまくって、メモをとって帰りました。(24時間夜勤明け)

 

ここからは昨日から今日までの制作過程を紹介したいと思います。

 

まずはメモと写真を頼りに作図。

図の寸法を元にコンクリート部分をCADで作図

作図した部品の形を使って鋳型を作図。

サラリーマンの資金力を駆使して導入した3D プリンターで鋳型を出力し、石膏を流し込んだらタイルのパーツの出来上がり。

型から外す際に砕けてしまいましたが、接着すると逆にいい感じのディティールになりました。

他にもこんなものもCADで作りました。

金網

フェンス

結局フェンスは細長すぎて出力が難しく、手で作る方針に切り替えることにしましたが、金網は試行錯誤の末プリントできました。

金網の出力品

今日の作業はここまで

色々壁にぶち当たりましたが、良い経験になりました。

このジオラマはあまり長期間かけて作らず一気に仕上げていきたいと思います。それまでは「夜叉姫と竜」はあまり進まないかもしれません。楽しみにされておられる方には申し訳ないです。猛烈にジオラマが作りたくなってしまったので、つい。

小まめに更新していきますので、どうぞ飽きずに見に来てくださると幸いです。投稿したらツイッターでも毎回告知します。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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