新作ジオラマの進捗と、電熱ヒーターの修理
どうも、猪岡模型の猪岡雅巳(いのおか まさみ)です
台風の通過後、いっきに気温が上がりましたね、久しぶりに職場で汗をかきました。気温の変化には気を付けて風邪をひかないように気をつけたいところです。
さて先日スタートしたジオラマですが、今日も少しだけですが進捗がありましたので、ご報告します。
今日は、先日作った。石膏製のパーツを木製の台座に配置し、ジェッソという水性アクリル下地材を塗布しました。
まずは、作図した紙を台座に張り付てでバミります。
これに沿ってパーツを木工用ボンドで接着。
コンクリートのガサガサした表面を再現するために↓のジェッソを筆につけ、トントンと叩くようにして塗布します。※ヒビのディティールを消してしまわないように注意します。
↓塗布した後の表面
良い感じですね。今日(10月7日)は勤務明けであまり作業できませんでしたが、明日は休みなので、アスファルトや土部分に粘土を盛ったり、標識をCADで作ったりしたいと思います。
さて続いてタイトルにある「電熱ヒーターの修理」についてです。
今日は勤務明けと書きましたが、その中で事務所の足元用ヒーターが故障していることを先輩から知らされました。
具体的にどのように故障していたかというと、パワーを調整するためのダイヤルがグラグラで、回そうとしても、根本から回ってしまうという(笑)
無理やり回せば、回せるからとそのまま使っていたらしいです。夏は冷え性の人しか使わないから全く知りませんでした。
カバーを外して中を覗いたら、このダイヤルを固定している2本のネジの受けパーツが2つとも割れていました。 ネジは、カバーの中に無造作に転がっていました。
今回は、ネジ受けをエポキシパテを使って、作り直していくところを簡単に紹介します。
工程としては、
1、ネジ受けを根本近くまで切り取ります。
2、ネジにシリコンバリヤーを塗ります。
3、短く切った受けに、ネジを差し込む。
4、ネジを付けた状態で、エポキシパテを周りに盛ります。
5、エポキシパテが固まったところで、ドライバーでネジを外します。
6、パテでできたネジ受けでダイヤルパーツを固定する。
それでは写真付きでご覧ください。
↓がシリコンバリヤーです。これネジに塗っておけば、強力な接着力を持つエポキシパテでも、ネジにくっつくことがありません。
↓短く切ったネジ受けにネジを差し込みます。本来の軸受けにネジを締めた時の高さを事前に測っておき、その高さになるように調整します。
↓今回使ったパテはこちら。めちゃくちゃ硬化が早かったです。良くも悪くも。
↓ネジのまわりにパテを盛ります。10分弱でカチカチになりました。
↓シリコンバリアーを塗ったので、ドライバーを回せば簡単にネジを外せます。
これで、ネジ切りがされた状態の穴が作成できました。
↓これで、本来の位置にダイヤルの基部を固定できるようになりました。
↓これで元通り♪
良い息抜きになりました。
余談が長くなりましたが、小まめに新作の進捗を、工程紹介を交えながらアップしていき、みなさんに楽しんでいただけるようにブログを更新していくつもりですので、これからもどうぞよろしくお願いします。
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