1/24ジオラマ進捗、塗装
どうも猪岡模型の猪岡雅巳(いのおか まさみ)です。
最近めっきり寒くなってきて秋の哀愁を感じます。思考が澄み渡るような感覚を覚えます。
さて、少し間が空いてしまいましたが、ジオラマの進捗を報告します。
今回の進捗はCADで作図した「一時停止」の標識を3Dプリントしたことと、道路の塗装です。
こちらがCADで作図した標識の3Dモデル
このモデルでは支柱部分も含めて作図していますが、丸い棒が必要ならプラ棒を使えば済む話なので、3Dプリンターでわざわざ支柱を印刷するということは無駄の極みなのですが、2.5ミリの丸棒材がどこにも売っていなかったので、丸ごと印刷してしまうことにしました。
3Dプリンターは万能の神器では無く、解像度の限界、歪みや脆さといった弱点もあります。今回の標識の支柱のようなものは、その弱点が出やすい形状なのですが、なんとか印刷できました、ヤスリ掛けなどの修正は必須です。正直手で作った方が楽だなと思うことも多いですが、CADの練習はしておいて損は無いし、3Dプリンターはどういったことが得意で、苦手なのかを知ることで、上手い付き合い方を模索していきたいという思いもあり、積極的に使うようにしています。
この金網のようなパーツは、人間より完全に3Dプリンターの方が向いています。人間が作ると時間がかかり過ぎてしまいます。
ジオラマに標識を挿してみました。早く塗装したいです。
標識はここまでにして、お次は、道路の塗装です。
まずはラッカー塗料のミッドナイトブルーでアスファルト全体を塗る。コンクリ部分にはみ出していますが気にしません。
アスファルトには色々な色の石が含まれてるので、ラッカーの白っぽい色やグレーなどをピンポイントで乗せていきます。
次にコンクリです。ラッカーの白に色々混ぜて汚くした色を薄め液でシャバシャバにし、アスファルトの黒がはみ出したところの塗料を溶かしながら塗ります。ヒビに濃い色が染みこむようにします。
こんな感じ。
ウェザリングパステルのチャコールブラックをアクリル薄め液で溶いたものを良い感じに塗ります。(この時点でけっこうそれっぽいですね。)
フェンス足元の砂利に枯草がかぶさっている部分もラッカー塗料で下地塗り、ウェザリングパステルで良い感じに。枯草は百均の「ココナッツファイバー」です。
今回はここまでです。まだフェンスと標識を塗ったり、枯葉を撒いたり、苔を付けたり、水溜まりを作ったり、やることが盛りだくさんですので、今後も猪岡模型をどうぞよろしくお願いいたします。
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