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2019-06-05

夜叉姫と竜ここ半年の進捗

皆様お久しぶりです。11月以来の投稿です。

ずっと造形活動はしていたのですが、ブログを書く習慣が不意に欠落して半年も投稿をサボってしまいました。

ブログを再開する気になった切っ掛けは、ここ一か月は会社の仕事が忙しくて造形活動が出来ずにいたことです。

「趣味の方も何かやらなくては」と思ってブログでも書くかな、と思ったわけです。

 

さてメインの活動の「夜叉姫と竜」の進捗ですが、11月の時点がこの状態。

4月下旬の状態がこれ(ここ1か月作業が出来ていないので1月前が最新)

全体のシルエットが取れる段階まで進んだというかんじです。(陰になっててすみません)

首の棘は、背骨の神経棘突起のイメージを投影しています。鬼の相棒としての竜なので、聖獣といての竜ではなく、妖怪としての竜にしたい、皮膚が薄くおどろおどろしい雰囲気を持たせたいがためのデザインです。

鱗はヘビのような菱形でもなく、魚のような扇形でもなく、ヒビ割れのような鱗です。薄い皮膚のから痛々しい棘が生えているような状態です。

これが紆余曲折あってこの状態になりました。というのも、この竜の首の部分の皮の造形で3か月くらい迷っていたのです。最初に何も考えずに作った形がこれです。

こんな感じで筋肉隆々のシルエットで鱗を盛ろうとしていたのですが、どうにも竜の顔のデザインにマッチしない。なおかつ盛ったスカルピーが新しく、柔らかすぎで、鱗を彫りにくいということで、2月頃スカルピーを全部剥がしてやり直すことにしました。

スカルピーを剥がす前の段階でも、へび型の鱗、魚型の鱗、色々部分的に彫って試してみたのですが、どれも最初に作った竜の顔にマッチしない。

真横から

日本の一般的な竜を再現したつもりだったのですが、日本の竜のような魚型の鱗が似合わないという問題に直面して、自分でデザインをする羽目になりました。そんなこんなで、冒頭でお見せした4月の状態になりました。

以下その他12月以降の作業で追加したパーツ。

竜の角をそのまま、研いで作ったという設定の剣

エポパテで制作

竜の角と剣の比較

髪の大まかな造形

ポニーテール

毛先ふんわりカーブ

竜に腕を追加。(背びれで迷走中)

この鱗の造形はこだわりました。

竜の指の鱗

各パーツをジョイントで分解可能に

最終的に雲のようなエフェクトパーツを付けたい

いかがでしたでしょうか、決して飽きて作品をほっぽり出していたわけでは無いので、気長に完成を待っていただければと思います。夏のワンフェスには原型の展示をするのを目標に頑張ります。できれば複製したいと思っているので、ワンフェスの時に色々アドバイスいただきたいなと思います。

今年のワンフェスは展示メインで販売はおそらくオジロワシのヘッドモデルのみになると思いますが、気が向いたらブースに遊びに来ていただけたら幸いです。

【オジロワシ胸像2015】

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